2012/03/25

明倫WSやります

『王女メデイア』の稽古場である京都芸術センターにて、公開稽古を行います。
創作途中の役者の演技が見られるチャンス。
ぜひお越しください。


【明倫ワークショップ】
O land Theater「『王女メディア』公開稽古」
本公演に先がけ、通し稽古の一部をご覧いただけます。
稽古のあとには、俳優や演出との交流の場も設けます。

日時:4月3日(火)19:30-20:30
会場:京都芸術センター制作室9
定員:15名

お申し込み、詳細はこちら
京都芸術センター tel 075-213-1000
http://www.kac.or.jp/schedule#chart_list1007

2012/03/09

トイレくらい一人で行かれへんのかいな

皆様、お疲れ様です!
女Yの片岡結衣です。
コロスです。

今回の「女」の中の一面。
あ~、私のことだ、って思うんです。
ズルイところ。
誰もが色んな場所で、色んなシチュエーションで、あると思うんです。
目には見えないけど、逆らったら痛い目を見る、とか、
ハブられる、とか、○○かもしれないという恐怖を感じる流れの中で、
穏便に済むのなら、と自分を殺す瞬間。
他人の為でなく、自分可愛さに、悪い意味の調和に身を投じる瞬間。
その為に、嘘の自分があちらこちらに点在して矛盾だらけになっていく実感も押し殺す瞬間。
その時々、身を置いた環境で生き残る為に、以前身を置いた環境を否定する瞬間。
要は、A子は友達だけどB子も友達。B子はA子が嫌い。A子もB子が嫌い。
私はA子と一緒にB子の悪口を言って、B子と一緒にA子の悪口を言う、ズルイ人間なのです。

最初のお稽古で強く感じたことです。

方向性とか分からない段階で、苧環さんが私たちに問いかけました。
「女の持つ性質って?」
司辻さんが答えました。
「つるむ。」
女学生が集団行動をする図を想像しました。
トイレも一緒。教室移動も一緒。昼休みも一緒。
集まってテレビの話をして、好きな子の話をして、誰かの陰口を言って。
私は学生のころ、そういった仲間たちを見て、
なんて滑稽なんだろう、と感じていました。
トイレくらい一人で行けよ、って。
自分のペースはないのか、って。
他人に合わせて面白いんだろうか、って。
でも実は私も似たようなことやってるんですね、滑稽で残酷で馬鹿らしいこと。
後で気付いて後悔するんですけどね。
束の間の安心感、充足感なんかを感じるんですね。
認めてもらえてる感じ。居場所を見付けた感じ。
だから「女」としてお稽古場の空間に存在する時、
楽しい~んですよね、へへへ。
結局、女、なんですね。

そんな暴力性を出発点に、
今日も「女」たちはお稽古場で、あらゆる暴力性の追求に勤しんでいます。

O land Theater「王女メデイア」、
こんな一面もよろちくび!!

男性キャストの皆さんと仲良くなりたい片岡結衣でした。
お疲れ様でした~~ :D

P.S:今日のお稽古風景♪

2012/03/03

信頼関係

私は普段、「辻企画」、と言う、演劇公演企画の主宰として主に、劇作と演出の立場で演劇活動をして居ます。その他に、自分のプロフィールには、「俳優」、と言う、肩書も付けて居ます。俳優としての出演が、今はとても少ないのですが、俳優を辞めたわけでも無いので、僭越ながらも粘り、その肩書を、自分のプロフィールには付けて居ます。私が創る作品は俳優に強い圧を要するものなので、作品を振り返る時には、出演された俳優の方々に、私はよく感謝して居ます。よくトライして下さり、戦って下さり、自己を超えたり、自己に至る迄をして下さった、と、感激します。そして、それだけではなくて、出演された方々にその意識は無くとも、私に、刺激や感動や新たな思考を与えて下さる事を、有り難く思って居ます。私はそんな彼等から、「信頼関係」の大切さを学びました。それは決して、感情だけでどうにかする様な力技で為して居るわけではなく、自分のポジションを分かる事であったり、(信用する人等を)選別したり決定する事であったり、自分の役割を分かる事であったりする、
俳優としての役割を果たす事なのではないかと思って居ます。そして、演出家は、作品を司る立場として、俳優とその関係を築く事も創作の一部に成るのでは無いかとも、思います。
(お互いに、ヘコヘコするのとかではなくてね。個人的には、ヘコヘコする時も多々あるけれど、ヘコヘコは、当たり前に余り好きじゃないわ。)
私はそれらから学んだ事を活かして、今作品の演出を受けて居ます。
そして、坂東さんを始めとする俳優の、ゆいちゃん、なっちゃん、織田君の頑張りの中に一緒に居られる事が、とても励みに成ります。
なっちゃんの身体に対する勘の良さに惚れ惚れしたり、ゆいちゃんの表現が自由へと開花される様子に関心したり、織田君が陰で努力して来た事を窺わせる結果に驚いたり、坂東さんが苦しみながらも、本当に真摯に誠実にパフォーマンスへ挑み続けて居る姿等には、感動を覚えます。

出演者陣だけではなく、スタッフ陣も長時間、稽古場にいる事があります。衣装・詩恵ちゃんの持つ魅力的な専門性の御蔭で、衣装へ対する楽しみを膨らませられる事により、「衣装」、と言う、自分の部署以外へも興味を持てたり、ニコニコと微笑ましい制作・二宮さんの、人に対する態度等から、各部署が、責任感を持って作品に臨んで居る事を感じます。

そして、台本・演出・美術の苧環 涼(おだまき りょう)さんが、彼等を司る立場である事を、私は認識し続けて居ます。

これから暫くして、稽古は佳境に入ります。

このまま、苦しさも含めて楽しい稽古が続けばいいと、願って居ます。

手前味噌止まりでは無い作品と成ればいいな。

そんな「王女メデイア」!!よろちくび!!

出演者・司辻 有香(かさつじ ありか)